削れる固定費と、削ってはいけない固定費がある。
節約の本やネット記事には「固定費を見直そう」と書いてある。でも何を削って何を残すかの判断基準は、あまり書いていない。
私は毎年一度、固定費を全部書き出して棚卸しをしている。その結果、年間で約30万円以上の支出を削ることができた。
今日は「削ったもの」と「残したもの」、両方正直に話す。
削ったもの①:携帯電話 年間66,000円節約
ドコモを使っていた頃、2台合わせて月12,000円かかっていた。
今はYモバイルに乗り換えて、2台で月6,500円。月5,500円、年間66,000円の節約になった。
私のやり方は「定期的に渡り歩く」。キャンペーンを使いながら数年ごとに見直している。スマホ本体はストアで一括購入すると決めているので、端末代が固定費に乗っかることもない。
格安SIMへの乗り換えは手間がかかると思われがちだが、慣れると大したことはない。ドコモの月12,000円を払い続ける理由は、今の私にはない。
削ったもの②:ウォーターサーバー 年間96,000円節約
15年間、惰性で払い続けた月8,000円。
詳しくはこちらの記事に書いたので割愛するが、結論は「なくても全く困らなかった」。
15年間で約144万円。この金額を見て初めて「なぜ今まで疑わなかったんだろう」と思った。惰性は怖い。
削ったもの③:謎の介護保険 500万円を取り戻した
これは固定費というより資産の話だが、棚卸しの文脈で必ず思い出す。
みずほ銀行の窓口で勧められるまま加入した一時払い介護保険。500万円を預けて5年で増えたのは15万円だけだった。年利換算で約0.6%。
満期を待って解約し、その資金をインデックス投資に回した。この判断が正しかったかどうかは、10年後にわかる。
削ったもの④:気づかず課金されていたサブスク
Leminoというサービスに、無料のつもりで登録した。井上尚弥の試合を見たくて。
1年以上経ってから、カードの明細を見て気づいた。ずっと月額を引き落とされていた。合計で1万円以上。
カードの明細は、ちゃんと見なきゃダメ。当たり前のことだが、サブスクが増えた今の時代は特に重要だ。自分では「無料のはず」と思っているサービスが、実は課金されていることがある。
今は年に一度、カード明細を全部見直してサブスクを棚卸しするようにしている。
削ったもの⑤:子どもの習い事 年間120,000円節約
トイズアカデミージュニアから花丸学習会に乗り換えた。
月2万円→月1万円。年間120,000円の節約になった。
子どもの習い事は「続けることが目的」になりがちだ。でも本当に今の習い事が子どもに合っているか、定期的に見直すことは親の役割だと思っている。やめることへの罪悪感より、合うものを探す姿勢の方が大事だった。
残したもの:満足度が高いから削らない
削ることがすべてではない。満足度が高いものはむしろ積極的に続ける。
| サービス | 月額 | 残している理由 |
|---|---|---|
| Netflix | 月1,490円〜 | 家族全員が使う。満足度高い |
| ディズニープラス | 月990円 | 子どもが毎日見る。コスパ最高 |
| YouTubeプレミアム | 月1,280円 | 広告なし+バックグラウンド再生でタイパが上がる |
この3つを削ろうと思ったことは一度もない。月3,760円で家族全員のエンタメが賄えるなら安いと思っている。
棚卸しのやり方
私がやっている方法はシンプルだ。
- 年に一度、カードの明細を全部見る
- 毎月引き落とされているものを全部書き出す
- 「これ、本当に使ってる?」を一個ずつ確認する
- 使っていないもの・満足度が低いものは即解約
特別なアプリは使っていない。エクセルにもまとめていない。ただ明細を眺めながら、「この出費に納得しているか」を確認するだけだ。
まとめ:満足度ジャッジ
| 軸 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| コスト | ★★★★★ | 年間30万円以上の削減。やらない理由がない |
| 時間対効果 | ★★★★☆ | 年1回、半日あれば十分できる |
| 精神的満足度 | ★★★★★ | 「払う必要のないお金を払っていない」安心感 |
| 再現性 | ★★★★★ | カードの明細さえ見れば誰でもできる |
固定費の見直しは、一度やれば終わりではない。サブスクは気づかないうちに増えるし、生活スタイルも変わる。年に一度の棚卸しを習慣にするだけで、お金の流れが自分でコントロールできている感覚が持てるようになった。
人生の満足度研究所。今日も研究中。🔬

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