お金を増やす目的は、使うためだ。
それに気づくのに、6年かかった。
個別株で80万円溶かして、銀行窓口で750万円を眠らせて、それでもようやく「自分なりの正解」にたどり着いた。失敗の数だけ、確信になった。
私の投資遍歴、全部話す
2020年:コロナ暇つぶしでデイトレ開始
コロナ禍で時間が余った。「せっかくだからお金を増やしてみよう」と思い、個別株を始めた。完全な素人だった。
景気敏感株というものを買った。「景気が回復したら上がるはず」という読みだった。最初は少し上がって調子に乗った。
その後、下がった。
「いつか上がるはず」と思って損切りができなかった。塩漬けになった。最終的に約80万円の損失。投資あるあるを全部やった。
2020年10月:みずほ銀行の窓口へ
個別株と並行して、「ちゃんと資産運用をしなきゃ」と思い、みずほ銀行の窓口へ相談に行った。
NISAの話を聞きに行ったはずが、気づいたら保険に入り、アクティブファンドを2本買っていた。合計750万円。
その話は別の記事に書いたので、気になる人はこちら。
勉強して、気づいた
塩漬けになった個別株を抱えながら、投資の勉強を続けた。本を読んだり、データを調べたりするうちに気づいた。
「自分のやり方、根本的に間違えてた。」
個別株のデイトレは、プロでも勝ち続けるのが難しい世界だった。銀行窓口の商品は、手数料が高すぎた。自分が「投資」だと思っていたものは、ギャンブルと手数料の塩漬けだった。
気づいてから、自分で資産を整理した。誰かに言われたわけじゃない。自分で動いた。
2026年3月:完全にインデックスへ集約
段階的に整理を進めて、2026年3月に完全にシンプルな形にまとめた。
| 枠 | 商品 | 理由 |
|---|---|---|
| NISA成長投資枠 | オルカン | 全世界分散・長期保有 |
| NISA積立投資枠 | S&P500 | 米国経済への長期投資 |
| 特定口座 | NASDAQ | 15年後の旅行のため(後述) |
NISAは年間360万円の満額を使い切ることだけを考えている。これだけでいい。
15年後、友達3人で旅行に行く
投資を続ける一番の理由がこれだ。
去年、仲良しの友達3人で決めた。「15年後に一緒に旅行しよう。旅費はNASDAQで作る。」
それぞれ90万円を一括で投入した。毎月5000円を積み立てる予定だったが、複利の効果を最大化するために最初にまとめて入れることにした。
1年後、私の90万円は130万円になっていた。
行き先はまだ決めていない。15年後にいくらになっているかを見てから、3人で話し合って決める。予算が大きければ大きいほど、選択肢が増える。夢はビジネスクラスで世界一周だ。
正直、15年後が楽しみすぎる。
インデックスに切り替えて変わったこと
株価は今でも気になって見る。暴落のニュースも気になる。それは変わらない。
でも、動じなくなった。
理由はシンプルで、少なくとも15年は動かさない余剰資金でやっているから。暴落が来ても、生活には関係ない。むしろ安く買い増せるチャンスだと思えるようになった。
一番大きく変わったのはこれだ。
お金を運用することと、使うことをセットで考えるようになった。
以前は「増やすこと」が目的になっていた。増えても減っても、何のためのお金かが曖昧だった。今は違う。友達との旅行、家族の体験、自分の時間。使う場面が決まっているから、増やすことに意味が生まれる。
6年間やったこと・やらなかったこと
| やったこと | やらなかったこと |
|---|---|
| 勉強して自分で判断した | 人の「おすすめ銘柄」を信じ続けた |
| 余剰資金だけで運用した | 生活費を削って投資した |
| 手数料を徹底的に下げた | 銀行窓口で商品を買い続けた |
| 使う目的を決めた | 増やすだけが目的になった |
| 損切りして整理した | 塩漬けを放置し続けた |
まとめ:満足度ジャッジ
| 軸 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| コスト | ★★★★★ | 信託報酬年0.1%以下。コストほぼゼロ |
| 時間対効果 | ★★★★★ | 設定したら基本ほったらかしでOK |
| 精神的満足度 | ★★★★☆ | 暴落時は多少気になる。でも動じない |
| 再現性 | ★★★★★ | 誰でも同じことができる |
インデックス投資は「特別なスキルがある人が勝つ方法」ではない。長く続けられる仕組みを作った人が勝つ方法だと今は思っている。
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