▶ シリーズ:子連れモルディブ・VARU完全レビュー
① 概要・予約編(この記事) / ② お部屋編 / ③ 食事編(近日公開) / ④ アクティビティ・子連れ編(近日公開)
9年前、新婚旅行でモルディブに行った。泊まったのはアトモスフィアグループの「OZEN by Atmosphere」。キャセイパシフィックのビジネスクラスで飛んで、5泊して、夫婦2人で約100万円。それでも当時のOZENはオープンしたてで価格が抑えられていて、水中レストランまでついてきた。
今となっては「あの値段で行けたのは奇跡だったな」と思うくらいの体験だった。
それから9年。今度は4歳の息子を連れて、再びモルディブへ。最初に考えたのは当然「またOZENに泊まりたい」ということだった。でも調べてみると、7泊で宿泊代だけで200万円を超える。9年前とは別世界の価格になっていた。
OZENは諦めた。そこからいろいろ検討して、最終的に落ち着いたのが同じアトモスフィアグループの「VARU by Atmosphere」だった。
結論から言うと、子連れにはVARUが正解だった。ただ、正直に言えることもいくつかある。

VARUの基本情報
| リゾート名 | VARU by Atmosphere |
| 食事 | オールインクルーシブ |
| お部屋 | Beach Villa(プライベートプール付き) |
| 滞在日数 | 7泊(2026年4月29日〜5月6日) |
| 人数 | 大人2名+子供1名(4歳) |
| 宿泊費 | 825,320円(税・サービス料込) |
| 予約 | 一休.com 海外(約半年前) |
| マーレからの移動 | スピードボート(無料送迎付き) |

予約前に知っておきたい「追加費用」の話
モルディブのリゾートを予約する際、一番気をつけてほしいのが「見えない追加費用」の存在だ。
① リゾートフィー:252 USD
VARUでは、宿泊費とは別に1滞在あたり252 USD(約3万8000円)のリゾートフィーが別途かかる。これは予約時には含まれておらず、チェックアウト時に請求される。忘れていると「思ったより高かった」となるので、予算には必ず組み込んでおこう。
② オールインクルーシブの内容は、リゾートによって全然違う
「オールインクルーシブ」という言葉を聞くと、「全部込み込みで安心!」と思いがちだが、実際にはリゾートごとに含まれる内容が大きく異なる。アクティビティが込みのところもあれば、食事と飲み物だけのところもある。スパが含まれるかどうかも違う。予約前に必ず確認しておきたい。
VARUの場合は食事・飲み物・一部アクティビティが含まれているが、詳細は後の記事(食事編・アクティビティ編)でまとめる。
③ 水上飛行機の費用:+30万円になることも
モルディブのリゾートの多くは、マーレから水上飛行機でアクセスする。この水上飛行機代、宿泊費には含まれていないことがほとんどで、場合によっては往復で30万円近い追加費用がかかる。
「リゾートの宿泊費は払ったのに、なぜか移動だけで30万円も飛んだ」という話は珍しくない。予約前に移動手段と費用を必ず確認してほしい。
「じゃあスピードボートで行けるリゾートなら安心」と思うかもしれないが、スピードボートも有料のリゾートがあるので要注意。水上飛行機ほどではないにしても、往復で数万円かかることもある。移動手段が何であれ、費用が含まれているかどうかは必ず事前に確認を。
ちなみにVARUはスピードボートの送迎が無料で付いてくる。これは地味にありがたかった。
こういった細かい条件を自分でひとつひとつ確認するのが大変だと感じる人は、旅行会社経由で予約する方法もおすすめだ。「リゾートフィーはいくら?」「スピードボートは有料?」「OAIに何が含まれる?」といった疑問をそのままぶつけられるし、見落としも防ぎやすい。モルディブは特に「予約後に想定外の費用が発生した」というケースが多いので、不安な方は旅行会社に頼るのも賢い選択だと思う。
スピードボートにこだわった理由と、ちょっとした誤算
モルディブのリゾートへの移動手段は主に2つ。水上飛行機とスピードボートだ。VARUはスピードボートでアクセスできるリゾートで、送迎は無料で付いてくる。
今回スピードボードにこだわったのには理由がある。「その日のうちにリゾートに着いてしまいたかった」からだ。
深夜着の便でも、マーレのホテルに1泊してから翌日リゾート移動という選択肢もある。費用的にはそちらの方が賢いかもしれない(深夜チェックインでも1泊分の料金が発生するので)。でも子連れで荷造り・荷解きを2回繰り返すのは正直しんどい。それに、翌朝から思い切り遊べることを考えると、多少コストをかけても当日リゾート入りの方が私たちには合っていた。
ただ、一つ誤算があった。
スピードボートは、他の乗船客が揃うまで空港で待つ必要がある。到着便のタイミング次第では、次の便の乗客が来るまでしばらく待機することになる。私たちはビジネスクラスで優先的に降りて入国もスムーズに済んだのに、結局1時間近く空港で待つことになった。前回OZENに泊まったときはたまたま待ちなしで乗れたので、今回はその可能性を考えていなかった。
息子はマーレに到着した時点でもう目が覚めていたので、結果的にはよかったけれど。VARUを予約する方は、到着便の時間帯によっては待ち時間が発生することを頭に入れておくといいと思う。
Beach Villa(プライベートプール付き)を選んだ理由
ハネムーンのOZENでは水上ヴィラに泊まった。正直、水上ヴィラの非日常感は別格だった。でも今回はビーチヴィラを選んだ。

理由はシンプルで、4歳の子供と一緒に水上ヴィラは怖い。デッキから海に落ちたら、という不安が常につきまとう。その点ビーチヴィラなら、砂浜にそのまま出られるし、プライベートプールで安全に水遊びができる。子供が「プールに入りたい!」と言えばすぐ入れる。この気軽さは子連れには大きかった。
オールインクルーシブの正直な評価
VARUはオールインクルーシブ。食事・ドリンク・一部アクティビティがすべて料金に含まれている。
OZENと比べると、正直2ランクくらい下という感覚はある。食事の全体的なクオリティはOZENの方が上だった。
ただ、スペシャリティレストランはどれも美味しかった。そして何より、子連れでOZENに泊まっても「優雅な滞在」なんて実現しない。4歳と一緒にいれば、どんなに高級なリゾートでも子供のペースになる。だったら、子連れで十分満足できるレベルのVARUで正解だったと思う。
VARUをおすすめできる人、できない人
おすすめできる人
- 子連れ(特に小さい子)でモルディブに行きたい
- オールインクルーシブでのんびりしたい
- スピードボートでアクセスできるリゾートがいい(水上飛行機の時間に縛られたくない)
- プライベートプール付きヴィラで子供を安全に水遊びさせたい
他を検討した方がいい人
- モルディブで最高峰の食事・サービスを求めている(OZENなど上位リゾートの方が上)
- 子供なしで二人だけの旅行(水上ヴィラのある他リゾートの方が非日常感は強い)
まとめ
9年前のハネムーンで知ったアトモスフィアグループ。「また同じグループに泊まりたい」と思い続けて、子供が生まれ、ようやく実現した旅だった。

いろいろ検討した末にたどり着いたVARU。子連れで7泊してストレスなく過ごせたのは本当に良かった。スピードボートの待ち時間という誤算はあったけれど、それを含めても「来て正解」と思える旅だった。
お部屋・食事・アクティビティの詳細はそれぞれ別の記事でご紹介します!

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